こんにちは。秋の夜長に、お子さまと一緒にお月見を楽しみながら、俳句作りに挑戦してみませんか?
小学生のお子さまにとって、季語を使ったお月見俳句作りは、情緒あふれる秋の思い出になるはずです。
でも、俳句のルールや季語の選び方がわからないと、なかなか一句できあがらないかもしれません。
そこで、この記事では、小学生向けのお月見俳句の作り方を、わかりやすく丁寧にご紹介します。
親子で一緒に、お月見俳句作りを満喫してくださいね。
- 小学生でも季語を使ってお月見俳句が作れる
- 親子で秋の季語を集めるのが俳句作りの第一歩
- 五・七・五のリズムを意識することが大切
- 俳句作りを楽しむことが何より重要
お月見の季節に親子で楽しく俳句を詠もう!小学生にぴったりのお月見俳句の作り方
秋の夜長に、親子で月を眺めながら俳句を詠んでみませんか?小学生のお子さまにも、季語を使った俳句作りは素敵な思い出になるはずです。
ここでは、小学生向けのお月見俳句の作り方をご紹介します。
小学生向けに俳句の基礎を学ぼう
俳句は、五・七・五のリズムに季語を入れて作る日本の伝統的な詩です。
小学生のお子さまにも、まずは俳句の基本ルールを教えてあげましょう。
季語とは、春夏秋冬の季節を表す言葉のことで、俳句にはかならず季語を入れるのがルールです。
お月見の季語は秋なので、秋を感じさせる言葉を見つけるのがポイントですよ。
お月見の夜に親子で俳句を楽しむのは素敵ですよね。季語を使って、お子さまの感性を育むきっかけにもなります。
秋の俳句に使える言葉を集めてみよう
秋の俳句を作るには、秋らしい言葉をたくさん集めることが大切です。
例えば、「月」「すすき」「団子」「ススキ」「コスモス」「秋風」「秋の夜」などがありますね。
親子で秋の季語をできるだけたくさん挙げてみましょう。図鑑や歳時記を見ると、より多くの言葉が見つかるかもしれません。
秋の景色を思い浮かべながら、言葉探しを楽しんでくださいね。
秋に俳句に使えそうな季語を探してみよう
次に、集めた秋の言葉の中から、俳句に使えそうな季語を選んでみましょう。
お月見の季語といえば「月」が定番ですが、ほかにも「十五夜」「満月」「月見団子」「ススキ」「お供え」など、お月見らしさを感じさせる言葉がたくさんありますよ。
お子さまと相談しながら、お気に入りの季語を見つけてみてくださいね。
季語って難しそうですが、子どもにもわかりやすく教えるコツはありますか?
季語は難しく考えず、お子さまが普段目にしている秋の風景から探してみるのがおすすめです。例えば、お月見で食べるお団子や、お供えのススキなど、身近なものが季語になりますよ。お子さまの目線で一緒に秋を感じながら、楽しく季語探しをしてみてくださいね。
お月見の俳句でよく使われる季語とは?
お月見の俳句では、どんな季語がよく使われているのでしょうか。代表的なものをいくつかご紹介します。
- 月、満月、十五夜、中秋、名月
- 月見、月見る、月を待つ、月を愛でる
- ススキ、尾花、薄、芒、すすき野
- 団子、月見団子、お供え、月見酒
- 秋の夜、秋風、秋空、秋めく
これらの季語を上手に使って、情緒あふれるお月見俳句を作ってみましょう。お子さまの感性を生かした素敵な一句が生まれるかもしれませんよ。
秋の俳句に挑戦!小学生におすすめの紅葉の句
秋の風物詩といえば、紅葉も見逃せません。小学生のお子さまに、紅葉を詠んだ俳句作りにも挑戦してもらってはいかがでしょうか。
紅葉の季語には、「紅葉」「もみじ」「秋色」「錦」などがあります。鮮やかに色づいた秋の景色を、お子さまなりのことばで表現してもらいましょう。図鑑で紅葉の種類を調べるのもおもしろいですよ。
三日月をテーマにした小学生向け俳句例
お月見といえば満月のイメージが強いですが、三日月を詠んだ俳句もおすすめです。細く美しい三日月は、俳句のテーマにぴったり。小学生向けの三日月の俳句例をいくつかご紹介しますね。
- 三日月の かけらひろった 秋の夜
- 三日月や ブランコこいで たかく行く
- 三日月と またたく星の てくてく旅
お子さまには、三日月を見たときの情景を思い浮かべながら、俳句を作ってもらいましょう。感じたことを自由に表現してもらうのが一番ですよ。
中秋の名月にちなんだ有名な俳句を鑑賞しよう
お月見の夜といえば、中秋の名月。この時期には、月をテーマにした俳句を読んで味わってみるのもおすすめです。親子で有名な俳句を鑑賞し合うのは、とても素敵な時間になりますよ。小学生のお子さまにもわかりやすい、おすすめの俳句をご紹介します。
- 名月や池をめぐりて夜もすがら (松尾芭蕉)
- 十五夜や門に立つ児も影法師 (正岡子規)
- 中秋の名月今宵けふのここのもと(小林一茶)
有名俳人の名句には、情緒あふれる表現がたくさん。
俳句の世界をより深く楽しみたいなら、「俳句歳時記」を参考にしてみるのも良いでしょう。
お子さまと一緒に、俳句に詠まれた情景を思い浮かべながら、言葉の響きを楽しんでみてくださいね。
小学生でも簡単にできる、季語を使ったお月見俳句の詠み方
お子さまが俳句作りに挑戦するなら、わかりやすいお手本があると良いですよね。
ここでは、小学生向けのお月見俳句の詠み方をご紹介します。
親子で一緒に、季語を使った俳句作りを楽しんでみませんか。
小学生でも簡単に詠める秋の俳句のコツ
小学生のお子さまが俳句を作るときは、まずは身近な秋の季語を使うのがおすすめ。
お月見で食べるお団子や飾るススキ、秋の夜長の雰囲気など、実際に見たり感じたりしたものを俳句に詠んでみましょう。
季語は秋らしいものなら何でもOKです。お子さまの感性を大切にして、自由に表現してもらうのがポイントですよ。
お子さまが普段感じている秋の風景を、俳句に詠んでみるのが一番ですね。身近な秋を、お子さまなりの言葉で表現する楽しさを味わってもらいたいです。
秋の俳句は五・七・五のリズムが大切
俳句のルールといえば、五・七・五のリズムが基本。
小学生のうちは、季語を入れつつ、五・七・五のリズムを意識するだけで十分です。拍数を数えるのが苦手なお子さまには、言葉のリズムを声に出して読んでみるのがおすすめ。音の尾を捉えて、ゆっくりと詠んでもらうと良いでしょう。
親子で一緒に音読しながら、リズムを楽しく学べると良いですね。
小学生におすすめの秋の俳句の例を見てみよう
小学生向けのお月見俳句の例をいくつか見てみましょう。お子さまの目線に立って、身近な秋の風物詩を詠んでいるのがポイントです。
- 丸いお月 すすきゆれる 秋の風
- 月見ると お団子ほっぺに 乗っかるよ
- 満月に ランドセル背負って 歩く道
このように、お月見の情景を思い浮かべながら、お子さまらしい言葉で表現するのがおすすめ。自分の経験をもとに、俳句を作ってみるのも良いですよ。
小学生俳句コンクールに冬の俳句を応募してみよう
お子さまが俳句作りに興味を持ったら、俳句コンクールに挑戦してみるのも面白いですよ。
小学生向けの俳句コンクールは、秋だけでなく、冬にもたくさん開催されています。冬の俳句に使える季語を集めて、俳句作りに挑戦する良い機会になるかもしれません。入選を目指して、お子さまのやる気をぐんぐん引き出してあげてくださいね。
お月見俳句を詠むときのよくある質問
最後に、小学生がお月見俳句を詠むときのよくある質問にお答えします。
- Q. 季語はどうやって見つけるの?
A. 歳時記や図鑑、インターネットなどを活用しましょう。親子で秋の季語を調べるのも楽しいですよ。 - Q. 俳句は何から作り始めたら良い?
A. まずは秋の情景を思い浮かべるところから。言葉はゆっくり考えましょう。 - Q. 俳句がなかなか浮かばないときは?
A. 焦らず、身の回りをよく観察すること。日常の中にヒントがたくさんありますよ。
親子で秋を感じながら、俳句作りを楽しんでみてくださいね。きっと素敵な思い出になるはずです。お子さまの感性を育む良いきっかけにもなりますよ。ぜひ挑戦してみてください!
小学生におすすめ!お月見俳句を上手に詠むコツのまとめ
ここまで、小学生向けのお月見俳句の詠み方について詳しくご紹介してきました。ポイントをおさらいしておきましょう。
記事のまとめ
- 親子で秋の季語を集める
- お月見の季語にはどんなものがあるか知る
- 身近な秋の風物詩を俳句に詠む
- 五・七・五のリズムを意識する
- 俳句コンクールに挑戦してみる
最後になりましたが、一番大切なのは俳句作りを楽しむこと。お子さまのペースに合わせて、のびのびと俳句を詠んでもらいましょう。
お月見の夜長に親子で俳句作りを楽しんで、秋の思い出を作ってくださいね。