化粧品を揃えるとき、いくらくらいの予算が必要なのでしょうか。
プチプラコスメで揃えるなら1万円以内、デパコスなら10万円以上が平均的な値段と言われています。
しかし、化粧品を揃える際の値段は、年代やこだわり度合いによって大きく異なります。高校生なら5,000円〜10,000円、大学生は3万円〜5万円、40代女性になると5万円〜10万円が相場です。
ベースメイクに必要な化粧下地やファンデーションの平均的な値段、ポイントメイクで欠かせないアイシャドウやマスカラの価格帯など、化粧品を揃える値段の目安を詳しく解説します。
また、コスパ良く化粧品を揃えるコツもご紹介。最低限必要なメイク道具に絞ったり、お得なメイクセットを活用したりすることで、賢く化粧品を揃えることができるでしょう。
化粧品を揃える値段が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。自分の肌質やメイクへのこだわりに合わせて、最適な化粧品選びができるはずです。
- プチプラコスメで化粧品を揃えるなら1万円以内、デパコスなら10万円以上が平均的な予算
- 年代やこだわり度合いによって、化粧品を揃える値段は大きく異なる
- 自分の肌質に合った化粧品を選ぶことが何より大切
- 最初は必要最低限のアイテムから始め、徐々に品揃えを増やしていくのがおすすめ
化粧品を揃える際の値段の目安
化粧品を一式揃えるとなると、どのくらいの予算が必要なのでしょうか。
年代や使用するブランドによって大きく異なりますが、ここでは平均的な値段の目安をご紹介します。
メイク道具一式の値段は年代によって異なる
10代の高校生から、20代の大学生、30代、40代と年齢が上がるにつれ、使用する化粧品の種類や価格帯も変化します。それぞれの年代で、メイク道具一式に必要な平均的な予算を見てみましょう。
高校生のメイク道具一式の平均値段
高校生は、メイクに慣れていないこともあり、プチプラコスメを中心に揃える傾向にあります。キャンメイクやセザンヌなどの人気プチプラブランドで一式揃えた場合、5,000円〜10,000円程度が相場です。一部アイテムにデパコスを取り入れても、全体で20,000円以内に収まるでしょう。
高校生の皆さんは、プチプラコスメから始めるのがおすすめ。キャンメイクやセザンヌなどの人気ブランドなら、手頃な価格で質の高いアイテムが揃いますよ。
大学生のメイク道具一式の平均値段
大学生になると、メイクへのこだわりも出てきます。プチプラを中心としつつも、ベースメイクやポイントメイクにデパコスを取り入れる人も増えてきます。大学生のメイク道具一式の平均的な値段は、30,000円〜50,000円程度が一般的です。
40代女性のメイク道具一式の平均値段
40代になると、ファンデーションやコンシーラーなどのベースメイクは、カバー力や美容効果の高いデパコスを使用する人が多くなります。アイシャドウやリップなども、品質重視でデパコスを選ぶ傾向にあります。40代女性のメイク道具一式の平均的な値段は、50,000円〜100,000円程度。エイジングケアを兼ねた高機能な化粧品が多くなるため、必然的に予算も高めになります。
40代になると、かなり予算が必要になるんですね。でも、肌の悩みに合わせて化粧品を選ぶことが大切だと思います。
その通りです!40代からは、ファンデーションやコンシーラーなどのベースメイクは、カバー力や美容効果の高いデパコスを使うのがおすすめ。肌への負担が少なく、メイク崩れも防げますよ。
プチプラコスメブランドで揃える値段
メイク初心者の方には、プチプラコスメがおすすめです。キャンメイクやセザンヌ、メイベリンなどの人気ブランドで一式揃えれば、10,000円以内で必要なアイテムがそろいます。
- 化粧下地:800円
- ファンデーション:1,200円
- コンシーラー:500円
- アイブロウ:600円
- アイシャドウ:800円
- アイライナー:500円
- マスカラ:800円
- チーク:600円
- リップ:500円
合計6,300円程度で、ベースメイクからポイントメイクまで一通り揃えることができます。デパコス並みの品質とまでは言えませんが、初心者の方が練習するには十分な性能を備えています。
キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー
キャンメイクの人気No.1ルースパウダー。シルクのようななめらかな使い心地で、毛穴や小じわをカバーしながら、マシュマロのようなふわふわマットな仕上がりに。皮脂くずれを防ぎ、メイク持ちも良好。
セザンヌ UVファンデーション EXプラス
セザンヌの人気パウダーファンデーション。シミやくすみをカバーするクリアラスティング処方で、時間が経っても透明感のあるなめらかな肌をキープ。皮脂固定化パウダー配合で余分な皮脂を吸着し、毛穴落ちや崩れを防ぐ。
デパコスで揃える値段
一方、デパコスで揃えるとなると、かなりの出費になります。ベースメイクだけでも、化粧下地4,000円、ファンデーション5,000円、コンシーラー3,500円、フェイスパウダー4,000円と、約16,500円。ここにアイシャドウやチーク、リップなどが加わると、トータルで50,000円以上になることも珍しくありません。
ただし、デパコスは品質が高く、肌へのなじみや持ちの良さは折り紙付きです。特に30代以降の方は、肌悩みへのケアも兼ねてデパコスを使用するのもおすすめです。
化粧品を揃える値段を抑えるコツ
できるだけ予算を抑えて化粧品を揃えたいという方も多いはず。ここからは、コスパ良く化粧品を揃えるためのコツをご紹介します。
最低限必要なメイク道具を見極める
まずは、自分に本当に必要なメイク道具を見極めることが大切です。ベースメイクに必須なのは化粧下地とファンデーションのみ。コンシーラーやフェイスパウダーは、肌悩みがなければ最初は省略してもOKです。
ポイントメイクも、最初はアイブロウとリップだけでも十分。必要最低限のアイテムから揃えていくことで、無駄な出費を抑えられます。
初心者におすすめのフルメイクセット
メイクに慣れていない初心者の方には、フルメイクセットがおすすめです。1つのブランドから、メイクに必要なアイテムがセットになって販売されているので、迷わずに購入できます。
キャンメイク パーフェクトスタイリストアイズ:アイシャドウ、アイブロウ、チークがセットに。3,000円程度。
セザンヌ パーフェクトメイクアップセット:化粧下地、ファンデーション、アイブロウ、アイライナー、マスカラ、リップのフルセット。5,000円程度。
デパコスブランドにも、メイクセットは多数あります。特にホリデーシーズンなどは、お得なセット商品が豊富に登場します。普段は手が出ない憧れのブランドも、セットなら比較的リーズナブルに購入できるかもしれません。
化粧下地の平均的な値段
化粧下地は、肌のコンディションを整えメイクのノリを良くするために欠かせないアイテムです。プチプラだと1,000円以下で購入できますが、デパコスだと4,000円前後が相場。肌悩みに合わせて、カバー力や美容効果の高い化粧下地を選ぶのがおすすめです。
基礎化粧品にかける平均的な値段
ファンデーションやフェイスパウダーなどの基礎化粧品は、メイクの仕上がりに直結するだけに慎重に選びたいアイテム。プチプラコスメでも2,000円前後、デパコスだと5,000円〜10,000円程度が平均的な値段です。
特にファンデーションは、肌質や好みのカバー力に合ったものを選ぶことが大切。店頭でのテスターを活用して、自分に合った商品を見つけましょう。
化粧品代の月々の平均予算
化粧品は消耗品なので、ある程度の頻度で買い替える必要があります。月々いくら程度の予算を化粧品代に充てるべきかは人それぞれですが、平均的には以下のような感覚です。
学生:3,000円〜5,000円
社会人:5,000円〜10,000円
30代以上:10,000円〜20,000円
もちろん、必要なアイテムや好みのブランドによって大きく変動します。デパコス中心なら、月々2万円以上の予算が必要になるかもしれません。自分の収入と相談しながら、無理のない範囲で化粧品を購入するのが賢明だと言えます。
基礎化粧品の会計上の費目
ちなみに、化粧品の会計上の費目は「消耗品費」になります。個人事業主の方などは、化粧品代を必要経費として計上することも可能。ただし、業務に直接必要なものに限られます。美容目的のエステ代などは、原則として必要経費にはなりません。
よくある質問
Q. 化粧品は安ければ安いほど良い?
A. 必ずしもそうとは言えません。安価な化粧品でも十分な効果を発揮するものはありますが、肌への負担が大きかったり、メイクもちが悪かったりするケースも。自分の肌質に合った化粧品を選ぶことが大切です。
Q. デパコスとプチプラコスメ、どちらがおすすめ?
A. メイク初心者の方は、プチプラコスメから始めるのがおすすめです。メイクに慣れてきたら、徐々にデパコスを取り入れていくと良いでしょう。ベースメイクはデパコス、ポイントメイクはプチプラなど、使い分けるのもおすすめです。
ベースメイクはデパコス、ポイントメイクはプチプラなど、使い分けるのも良い方法ですよ。自分の肌質やメイクの好みに合わせて、じっくり探してみてくださいね。
Q. 化粧品は通販で買っても大丈夫?
A. 問題ありません。最近は通販サイトでも、化粧品の品揃えが充実しています。店頭で試せないのが難点ですが、口コミをチェックしたり、お試しセットを購入したりして、自分に合った商品を探してみてください。
まとめ
化粧品を一式揃えるのに必要な値段は、年代やこだわり度合いによって大きく異なります。プチプラコスメで揃えるなら1万円以内、デパコスなら10万円以上が平均的な予算と言えるでしょう。
ただし、値段の安さだけを重視するのは禁物。自分の肌質に合った化粧品を選ぶことが何より大切です。最初は必要最低限のアイテムから始め、徐々に品揃えを増やしていくのがおすすめ。メイクの楽しさを味わいながら、自分に合った化粧品を探す過程を楽しんでみてくださいね。
記事のまとめ
- 化粧品を揃える際の年代別の平均的な値段の目安が分かる
- プチプラコスメとデパコスで揃える場合の値段の違いが理解できる
- 最低限必要なメイク道具を見極めることで無駄な出費を抑えられる
- 初心者におすすめのお得なフルメイクセットの情報がある
- 化粧下地、ファンデーション、フェイスパウダーの平均的な値段が分かる
- 月々の化粧品代の平均的な予算の目安が年代別に示されている
- 化粧品の会計上の費目についての知識が得られる
- 化粧品の値段と品質の関係性について言及されている
- デパコスとプチプラコスメの使い分けのコツが紹介されている
- 通販で化粧品を購入する際の注意点やアドバイスがある
- フリマアプリを活用したコスパの良い化粧品の揃え方が提案されている